習慣が変われば人格が変わり運命が変わる

By | 2019年10月27日

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生まれながらの天性の性格を変えることはできないでしょう。しかし日常の習慣から身についた性格は変えることができます。その日常の習慣は遺伝や力関係や強いものからによる影響が大きいと言われています。日常の習慣を変えることは簡単ではありませんが、新しい自分らしい習慣を身につければ、人格も立派に磨き上げられ、周りもその変化に気付き、人間らしく生きることが出来るようになります。古くからいわれるように「人間は習慣の寄せ木細工であり習慣は第二の天性なのである」と。人間にとって怠惰ほど有害で致命的な習慣はありません。にもかかわらず、これほど身につきやすく断ちがたい習慣もありません。やる時には一所懸命にやる。楽しむ時には大いに楽しむ。くつろぐ時にはリラックスしてくつろぐ。休む時には安らかに休む。このようなメリハリが日常には大切なのではないでしょうか。松井秀喜選手の座右の銘であり、高校時代に野球部の山下監督からおくられた言葉が「心が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる」。つまり、なんとなく決められ生きるのではなく、強い未来ある情熱を心に持ち、日常の常識を覆し、素晴らしい人間性を兼ね揃えれば、夢ある運命を手にする日もそう遠くはないのです。映画「がんばれ!ベアーズ」の中にも「諦めるな、一度諦めればそれが習慣となる」とあります。つまり、優れた道徳心も習慣からしか生まれず、自分でつくった習慣でしか今も生きていないはずです。節制している人は節度ある人となり、勇気ある行動を続けている人は勇敢な人となります。一度身についた習慣は、時間と共に大きな影響を及ぼすことになります。いま修正すれば、将来は違うものになるのではないでしょうか。成功者の共通点は、人の嫌がることを、何度も繰り返し実行に移す習慣を身につけ育成されてきたのです。

畑古 秀明