困難は自分を鍛えあげる為の鍛錬なのです

By | 2017年12月14日

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これが正しい道だと固く信じているのであれば、その道がどんなに険しくても、どんな悪天候だろうとも、その道を真っ直ぐ頂上まで登るべきだと思います。安易な道は、たいていの場合がゴールへ導いてくれないのです。しかし、自分の心、精神、志を高めていくことにより、運命も変えることが出来るのです。素晴らしい心根というものは、必ず天に通じていくからです。伝える側のエネルギーが高まっていなければ、魂を揺さぶるようなきっかけでも、何事もなく過ぎ去ってしまいます。怠惰に目的意識もなく生きていく人と、真剣に生きていく人では、人生というものは大きく変わっていくものです。ですのでどんな困難が待ち受けていようが、これが正しい道と決めたならば真っ直ぐ突き進むしかないのです。真剣に生きれば、それが想念となり、想念が未来に現象となり現われます。人間は魂の底から出た本音に対しては、それをやり遂げるために、どんな困難が待ち受けていても自分を奮い立たせることができるはずです。オセロで真黒だった列が、白を一つ置くことで全てが白に変わっていくように、過去を変えれます。なぜなら過去は既にどこにもなく心の中にしかないからです。真剣に本音で生きることによって未来は変わります。この世に起こることに何一つ意味の無いことはなく全てに意味があり、困難は私たちの成長のために起きているのです。「困難にあい、どうしてよいか分からないときは、いつでも机に向かって何かを書きつけるのがよい」という言葉があります。書いていく過程で問題を整理することができる時があります。声を出して読み返してみることで客観的に考え直すことができる時があります。困難は、私たち人生の成長のためにあるということを、書くということで再認識させてくれるのです。

畑古秀明