ありがとうとおかげさまで感謝です楽しく明るく

By | 2016年8月28日

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「ありがとう」子どもにも母にも優しく覚えやすい祈りの言葉。しかし、良い事と悪い事が繰り返されるのが人生というもの。そもそも自分が生かされている、このことについて感謝を抱くことが心を高めるということなのですが、しかし「言うは易しく行うは難し」で、変わらず感謝の念を忘れないということは至難の業です。例えば災難に遭う。これを修行だから感謝しなさいといっても、なかなかそんな気にはなれません。むしろ、なんで自分だけがこんな目に遭うのかという思いを抱くのが人間の性というものです。それならば幸せだと思える時に感謝の念が生まれてくるかといえば、これもそうではなく、それどころか「もっともっと」と、ついには感謝の心を忘れ当たり前の意識が強まります。それにより自らを幸せから遠ざけてしまうのです。困難あれば成長させてくれる機会を与えてくれてありがとうと感謝し、幸運に恵まれたなら、尚更ありがたい、もったいない、と感謝する。少なくともそう思えるような人間で私たちはありたいです。感謝の心を持てれば、その人の心は満足感を味わう事ができる。「ありがとう、おかげさまで感謝です、楽しく、あかるく」生きていきたいものです。そして、思いどおりにならないことのすべてに感謝し、不安や葛藤こそが私たちを真理へと導いてくれるのです。思いどおりになっていないと感じることは、更に学び心を磨きなさい、というメッセージでもあります。三次元に仕掛けられている数々の障害に感謝し、そして初めて心の底から感謝することを学ぶのだと思います。人生の中で起こってくる問題というのは、不思議と必ずといっていいほど自分の弱点を突いてきます。その問題は自身の弱点を気付かせくれて、どう見極めるべきかというチャンスや今後の課題をくれているのです。これもまた感謝するべきものなのだと思います。