自分のしたいことをする時間を自分自身に与える

By | 2020年2月19日

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生まれや育ちなど世の中には不公平なものがあります。そんな不公平がある中で、どんな人にでも公平なものがあります。それは「時間」です。人に公平な時間の中で、人生の最大の不幸の一つは「自分が思う面倒な嫌いなことをやって生きる人生」ではないでしょうか。そのために「時間」は一番大切なことのために使えたらいいですね。自分の時間を大切にすることが、未来の幸せを大切にすることに直結するからです。自分の時間というのは、とても贅沢な時間であり、決して孤独で寂しい時間ではありません。面倒でないしたいことに打ち込んだり、自分と対話したり、夢中になっているものを読んだり書いたり、未来をイメージしたり、ひとりの時間というのは、とても充実した楽しい時間になるはずです。自分の時間とは本来の自分を取り戻す時間のことです。世の中には「時間がない」と言う人もいます。しかし時間は自らが作り出すものです。ないのは時間ではなく「心の余裕」ではないでしょうか。つまり究極の成功とは「自分のしたいことをする時間を自分自身に与える」ことであり、自分の人生を大切に幸せなものにしたいと強く思えば、自分の時間をもっと大切にできるはずです。時間を大切にするという感覚が欠如していると、唯一の平等である時間に対し「時間がない」という言い訳になり「時間を作る」という感覚がなくなります。自分の時間が貴重であるという感覚が薄いと、他人の時間も大切に出来なくなります。たとえ僅かな時間でも、自分の心の声に耳を傾けるかどうかで、人生の深みが全く違ってきます。つまり、ひとりの時間とは本来の自分を取り戻す時間であるということになるのです。人生は二つから成り立っていると言われてます。「したいけどできない」「できるけどしたくない」時間が過ぎるのではなく、私たちが過ぎ去っていくのです。

畑古 秀明