自分の道は自分で道を切り開く

By | 2016年9月23日

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生まれながらにして人格が出来ている人は、ほとんどいません。安易な生き方や流されて生きるのは、はじめは気楽で楽しいかもしれません。しかし結局はそれでは満足出来ず、みんなもっと高いレベルの未来目的を求めるようになるはずです。時代が変わろうとも、人間の本質は変わらないのです。中にはこの考え方に同意しない人がいるかもしれません。私はこの真剣な生き方の方が安易な生き方よりも良いと心から信じています。恐らく人生経験を積んだ人達ならば、この気持ちをわかってもらえるでしょう。つまり、その可能性に対して心を閉じていると、人生の本当の恵みを見極める事はできなくなります。その可能性に対し信じた道を生きるためには確かに能力は必要です。それは「自立力」です。自身が信じた道を自由に行使するためには人に左右されない心の強さが必要です。自分が本当に望んでいる未来を確認し、人からどう思われるかが問題ではなく、自分自身が望む未来をどう思い描けるかのみが重要なのです。しかし身内や他人に振りまわされやすい人は思考と行動が一致するのは現実には難しいでしょう。そんな時はもう一度、人がどう思うかよりも自分がどう思うか、そしてどうなりたいかをもっと真剣に考え思い描くことができれば、今よりも更に信じた道を生きれるようになれるはずです。人生は一度きりです、道を極めるには多大な苦労と困難が伴うでしょう。時には一人になる時もあります。しかし求道者にとっては、その過程でのどんな苦難も大きな喜びなのです。自分の信じた道を歩むこと自体、既に幸せな状態だからです。多くの人は自分の歩むべき道を他人に作られ、本当に歩みたい道を見つけていません。せめて私たちは充実した人生を送るために、自分の道を見つける努力くらいはしたいものです。